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ビオトープ [生き物]

久々に有給休暇をもらった
そして子供も夏休み最終日。

せっかくなのでどこかに行こうかと思ったけど、暑いのでパス(笑)
なので

恒例のあぜ道で生き物探し
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田んぼ脇の用水路にはいろんな生き物がいていつまでも飽きず網を入れてしまいます

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昔から大好きなハグロトンボ
メタリックのグリーンと真っ黒な羽が他のトンボにはない魅力^^
最近数が増えたように感じるのは環境が良くなった証拠かな?


そして
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2年ぶりかな?
嬉しいのが網に入りました。
タガメの幼虫
終令幼虫で3匹ほどいました、ということはこの付近で繁殖しているということ
なんとなくうれしく思いました^^

他、コオイムシ、マツモムシ、タゴロモとれました
まだまだ在来種頑張ってます。


子供との生き物観察はまだまだ続きます。
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ちりめんモンスター [生き物]

晩御飯のおかずにちりめんじゃこが出た時のこと、その中に子供が小さいタコを見つけた。

もともと外来種や寄生虫などゲテモノに興味をもっているウチの子
図書館で面白い本を借りてきた

ちりめんモンスター
その名の通りちりめんじゃこの中に潜んでいる色んな生物を紹介した本だ[目]

発見される生物が実にさまざま、エビやタコイカはもちろん、コバンザメの稚魚などもいるらしい



そしてなんと教材用?で食用に精製されてないちりめんじゃこが販売されていた

子供にせがまれて携帯に取り付ける拡大鏡とともに購入
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早速仕分け
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とにかく楽しい!

魚も種類も多すぎてなかなか判別が難しい

よりも・・・



僕の肉眼では小さい塊にしか見えない[もうやだ~(悲しい顔)]


ざっくり判別してみた一部
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イカ タコかイカは肉眼で判別不可能です[あせあせ(飛び散る汗)]

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産まれたばかりのカニ ゾエア幼生

甲殻類は幼生の段階で名前が変化し細かく分類されますが僕もあまり詳しくありません[あせあせ(飛び散る汗)]

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ゾエア幼生から脱皮してメガロパ幼生に

そして
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メガロパ幼生から脱皮してカニの形になります

この過程が実物で観察できるのもならでは、子供にはいい勉強にまります。

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稚魚たちの種類は膨大
タイやカサゴ、イワシにアジもう判別無理です[あせあせ(飛び散る汗)]

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シャコの幼生やオキアミ、ヤムシがいます、長いのはヨウジウオかな?タチウオかな?


新種やレアモノまでいる可能性を秘めているので楽しくて仕方がない(笑)
ただ種類が多すぎてそれさえもわかりません[たらーっ(汗)]
なんでも、わからない種類があれば画像をウェブサイトに送れば判定してくれるそう

こんなのまでいました!
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タツノオトシゴ


まだまだ仕分けは続きます^^
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コオイムシ [生き物]

娘の生き物好きに火が付いた(^^;)
休日の朝夕、タモと虫かご、というより水槽を持って弟を引き連れて田んぼのあぜ道に連れて行かれる。


狙うはザリガニ、エビ類、魚類、水生昆虫。

田植えが終わったこの時期のあぜ道は立派なビオトープになる。
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一昨年タガメを捕まえた場所。
網を入れてガサガサ。


とても懐かしい虫が捕れた^^
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コオイムシ、厳密にはオオコオイムシ。
タガメを小さくした感じのカメムシの仲間。

この虫も30年以上前振りの出会いだ。当時僕のフィールドではタガメより少なかったので今日網に入った時は相変わらず声を出してしまった・・・。

コオイムシ、名前の由来は卵を背に付けて羽化まで守ることから・・・子をおんぶする虫、子おい虫。



この後しばらく網を入れてると、まさにおんぶ中の個体も採ることができました。
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こうやって羽化するまで一緒に移動する珍しい昆虫です。
ちなみに羽化後、ウロチョロしている子は親のエサになってしまいます・・・。


この辺りは局地的に個体数が多いのか、最終的に15匹のコオイムシが網に入りました。

そういえば最近、タイコウチやミズカマキリ見ないな~  昔は網入れれば簡単に入ってたのに、何か環境変化あったのかな?

子供はザリガニ釣り、慣れたものでポイントを掴み簡単に釣り上げていました。
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・・・毎回同じ場所にリリースしているので、いつも同じ個体だと思う。
毎回毎回釣り上げられるザリガニ、うちの子と遊んでくれてありがとう(^^)

今回採れた、ザリガニ、シマドジョウ、ホトケドジョウ、ヌマムツ、オタマジャクシ、コオイムシ、各ヤゴ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ケシゲンゴロウ

娘が飼いたいと言ったコシマゲンゴロウを除いてすべてリリース。
コシマゲンゴロウは、ヌマムツ水槽に仲間入りです。肉食のゲンゴロウも小型種は大丈夫と判断しました。

また来週、何が採れるかな?
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ザリガニ [生き物]

「ザリガニが欲しい」
娘が突然言った。
最近いないなあ~、よし採りに行こう。

いつもの散歩道
用水路の溜りの場所を網を入れてジャブジャブ、いるとは思わなかったが・・・
いるわいるわうじゃうじゃ。
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とりあえず、子供に飽きるまで採らせたが20匹以上。

そして、こんな大物
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子2人大人1人大興奮!(^^)!
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はじめは怖がってた2人も最後には掴めるようになり満足したようで、
「持って帰る?」の問いに「バイバイする」とのこと。

内心「ほっ」 あんまりザリガニは好きでない・・・。



同じく捕まえた黒化したヌマエビとミクリという水草だけ持ち帰りました。
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だんだん豪華になってきたヌマムツ水槽
ヌマムツ4匹 ドジョウ2匹 ミナミヌマエビ多数、スジエビ5匹 元気だ^^
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カメノコテントウ [生き物]

このテントウをどれだけ探したことこか、エサとなるクルミハムシの幼虫が大量にいる場所をピンポイントで探したけど結局見つけることができなかった。


先週、公園を散歩中に偶然見つけた。
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カメノコテントウ
大きさで日本で3本の指に入る大型のテントウムシ。
体長は12mmにもなる、さすがにこの大きさになると柄が鮮明でキレイだ。

前回見たのはもう10年くらい前、その時はほぼ黒化した個体だったので、カメノコのこの柄を目の当たりにしたのは30年以上前になる。

しばらく眺めていると動き出してしまった、そして葉っぱから手のひらへ、ちょっとマズイ・・・テントウムシは危険を感じると黄色くて臭い汁を出す。
このカメノコは大型だけあって臭いも大型(TT)そして色は黄色ではなくなんとも毒々しい赤・・・。

刺激しないように飛んでいっていただこうと、指先まで誘導、あと少しで先っちょってとこでなぜか停止・・・、
?? 嫌~な予感
何が彼を刺激させたのか、ここで・・・
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しばらくは、指に赤い染みそして臭いがとれませんでした。




少し前、スマホ片手にいろんな場所をウロウロする輩がたくさんいたが、僕は40年前からスマホも持たずにいろんな場所をウロウロしている。
そしてピンポイントで絞ったレアな種がヒットしたときの感動はポケモンGOの比ではない。

次の目標はオオテントウかな。
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エビ採り [生き物]

ウチの娘がエビ採りがしたいと言い出した。
何年か前に近くの小川にエビ採りに行ったことを思い出したらしい、いつも唐突だ。


夕方だったが言い出したら聞かないので・・・(僕も行きたかった^^)行ってきた^^

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近くに遊具があるのだけど目もくれず、網を入れじゃぶじゃぶ、前回来た時は網を入れるだけでほとんど適当だったが、今回はちゃんと言われたポイントを忠実に聞き入れてくれた、その甲斐あってたくさん採れた。
下の坊もそれを見てじゃぶじゃぶ。

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目当てはテナガエビの仲間のスジエビ、10匹以上は採れた。
そして坊は、いるとは思いもしていなかったミナミヌマエビを捕獲!

半分くらい逃がして持ち帰る。


家の水槽には、2人が採ってきたドジョウ、メダカと信じてるがどんどん大きくなっていく実はヌマムツ、今回仲間入りしたスジエビにミナミヌマエビ
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そして、せがまれて探しに探したサワガニ・・・もう3年目になる。
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いずれも、面倒は僕がみてる><

今度は金魚が欲しいと言い出した、娘に僕は言った
「お前らちゃんと面倒みないじゃん」


すると娘は、



「毎日ちゃんとてるもん」

・・・。



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テントウムシ [生き物]

今年はナナホシテントウが大発生している・・・。


七つの星のような黒い斑紋があるからナナホシテントウ、ちょっと星の数を集めてみました。


まずは
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ナナホシテントウ
知らない人はいないよね・・・。



じゃ、これは?
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星が9あります。  ので、
ココノホシテントウといいます^^
日頃まず目にすることはありませんが河川敷の草木でまとめて目にすることがあります・・・、まあナナホシテントウと間違えてスルーすることがほとんどでしょう

そして、コチラ
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星が11あります。ので、当然・・
ジュウイチホシテントウ・・・

となるはずなんですが、違います。
アイヌテントウと申します・・・。

ホワイ!ジャパニーズピーポー!!的な流れですが、どうしてか調べてみました。
アイヌ地方に分布が多いのでこの名前になったようです。
コチラも河川敷の草木にいました。


ココノホシテントウもアイヌテントウもナナホシテントウに似ているので居ても気がつかないでしょうが、大きさ比べると一目です
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左がアイヌテントウ、右がナナホシテントウです。

そして、
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ピンボケですみません、
星が13あります。ので、コチラはちゃんと
ジュウサンホシテントウと申します^^

これは色が黄色いのと長円形のボディなので間違えることはありませんね。
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ナナホシテントウと同じ場所で見かけることが多く、今年はコチラも大発生してます。

以上、また変わったテントウムシ見つけたらupします。





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トゲナナフシ [生き物]

ウチの壁に張り付いていた生き物。

擬態が得意な虫だけど・・・壁に張り付いていた・・・。


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トゲナナフシ

擬態が得意な代表的な虫、中でも体中にトゲがあるトゲナナフシはトゲのある植物を食物としている。
ホント自然ってすごいと思う。

たしかナナフシはオスが存在しない、メスだけで単独繁殖するという小学生の時のあいまいな記憶、ついでなので調べてみた。

やはり、記憶は間違ってなかった。

ただ、このトゲナナフシ、自然界で1例だけオスが採集されたと書いてあった・・・
考えれば考えるほど自然の摂理って奥が深い。



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娘が保育園に持っていった後、自然に帰してあげました。

・・・ウチにはトゲのある植物が無い・・・、・・・どこから歩いてきたんだろう?
あ、キンカンかな。
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虫捕り [生き物]

長らくログインができない状態でしたがようやく・・・なぜか復活できました^^

今年は子供2人が虫に興味を持ち毎週のように散歩がてら虫捕りに。

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弟が虫かごを持ち、姉がタモを持ち先導するそんな毎週。


そして僕が虫探しに夢中になっていて、ふと静けさに気が付くと

あぜ道のど真ん中で

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勝手におやつタイム突入していた。



そんな時、指さして娘が叫ぶ「お父さん!!なんかおる!!」

指したゆびの方向を見るとあぜ道を横切る物体が。


僕も思わず叫んでしまった。



久しぶりの出会い

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タガメ

35年前、絶滅したと新聞などでも騒がれた水生昆虫だ。とは言っても騒いでいたのは詳しくない大人の人達だけで実際は採集できたし僕も当時は飼っていた。

それにしても近年は数が増えてきたとはいえなかなかお目にかかれないので、このかなりイカした大きなボディは感動ものです。

子供は怖がってましたが、僕は持って帰ってまた飼ってみたい気持ちにかられました。

でも、なごり惜しくサヨウナラ
だって、大食漢でカエルや金魚が好物だから家族みんなにひんしゅくかうこと間違いないからさ・・・^^:


ま、そんなこんなで涼しくなり虫捕りもほとぼりが冷めると思いきや・・・まだ続いてます^^
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テントウムシ [生き物]

過ごしやすい季節になりました、と同時に生き物も夏虫から秋虫にかわりつつあります。

今年意識していたテントウムシももうそろそろ冬眠場所探しに入るかな?


少ないですがいくらか画像が撮れたので前回のも合わせて紹介です。


まず、
すばしっこくてぜんぜん画像に収まりません(>_<)
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結構珍しい種なのですが、居るとこには居ます。
ジュウサンホシテントウ
テントウムシらしくなく、長円形のボディです・・・、お尻しか写ってませんが・・・。

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キイロテントウ
全身黄色のキレイなテントウムシです。ピンボケですみません(>_<)

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ナミテントウ
さまざまな模様を持つテントウムシ
とにかく色々な斑紋や色彩なのでとても同じ種にはみえないのですが、なんとなく規則性があるので慣れてしまえばナミテントウとわかります。
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こちらも、一瞬ダンダラテントウと疑ったのですがナミテントウです。

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ヒメカメノコテントウ
亀の甲羅のような柄です、大きなカメノコテントウは狙ってましたが画像に撮ることができませんでした。

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ウンモンテントウ
僕がこのテントウを知った35年前はほとんど生態が解っていなかった珍しいテントウムシでしたが、今では大分明らかになってきたようです。
間近でみるとキレイな模様です。

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アミダテントウ
これは好きなテントウムシです。
おさげに黄色いリボンを付けてるような柄、カワイイです。

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シロホシテントウ
淡いこちらもキレイなテントウムシです。

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ムーアシロホシテントウ
コチラは断定に悩みました、シロホシとの区別に前胸部の星の数で区別しますが、ムーアは4つ・・・シロホシは2つ・・・、僕は・・・3つに見える・・・見ようによっては4つ?・・・

アカホシ.JPG
アカホシテントウ
前回も載せましたが一番好きで一番キレイなテントウだと思います。



以上、もっとたくさん見つけるはずだったのですが残念ながら活発な季節が終わってしまいました。
テントウムシは刺激すると体から苦い液を出します、これは天敵から身を守るための手段で、それを事前に知らせるための警告としてこんな派手な模様をしていると言われています。

そして、テントウムシは植物の汁を吸うアブラムシやカイガラムシ、葉を食い荒らすハムシの幼虫、葉の病気ウドンコ病菌など主食とする益虫としても親しまれてきました。

が、同じテントウムシでも
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ニジュウヤホシテントウ
今回の種類で唯一の害虫、ナスの葉を食い荒らします。

同じ種類でも益虫と害虫がハッキリ別れるテントウムシ科、面白いですね。

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